GlassFish V2.1.1 プロジェクトのビルド
GlassFish V3 については、ビルドページ (ここ) を参照してください
GlassFish ビルドの必要条件
クイックスタートガイド
ビルド方法の一覧
NetBeans IDE を使用した GlassFish のビルド
分岐からのビルド
GlassFish Maven のゴールの概要

このページでは、GlassFish V2 のビルド方法を説明しています。  バグ情報の送付または機能追加のリクエストをしたいときに役立つリンクをここに示しています。ガバナンスポリシーはここで確認できます。

GlassFish V2 をビルドするためのすべての手順

GlassFish は、NetBeans を使用して、またはコマンド行オプションを使用してビルドできます。  次の記事に、Netbeans を使用して GlassFish プロジェクトをビルドおよび開発する方法に関する詳細な情報が掲載されています。  GlassFish をビルドするためのコマンド行オプションは次のとおりです。

GlassFish をビルドするための前提条件
  • ユーザーは、Maven (1.0.2) をインストールしている必要があります。これにより、GlassFish 依存関係を保存するためのローカルリポジトリが作成されます。
  • ユーザーは、java.net にログインしている必要があります。また、GlassFish プロジェクトの CVS リポジトリへのアクセス権が必要です。
  • ユーザーは、GlassFish CVS リポジトリに一度ログインする必要があります (こうすることで、CVS によって、パスワードがユーザーのホームディレクトリの .cvspass ファイルに保存されます)。
  • J2SE 5.0 (1.5.0_12) がインストールされていて、JAVA_HOME 環境変数としてバイナリパスに設定されている必要があります。  最新版を使用することをお勧めします。 
  • java.net 命令ごとに cvs クライアント を設定します。
GlassFish ビルド手順:
最初の手順は、ビルドシステムで使用されているモジュールの依存関係および共通ファイルをチェックアウトして、プロパティーファイルを編集することです。
% mkdir workspace
% cd workspace
% cvs -d :pserver:<userid>@cvs.dev.java.net:/cvs checkout -r SJSAS91_FCS_BRANCH glassfish/bootstrap
これにより project.xml、maven.xml、project.properties、および project.xml から参照した共通ファイルがチェックアウトされます。
workspace/glassfish/bootstrap/build.properties を作成するか、再利用可能な GlassFish 作業スペースの場合は、1 回限りの手順として ${HOME}/build.properties (Unix の場合)  または %HOMEPATH%\build.properties (Windows の場合) を作成し、次の変数を設定します (%HOMEPATH% の値を取得するには、echo %HOMEPATH% コマンドを実行するか、「set」を実行して HOMEPATH 変数を検索します (windows の場合)):
2 つの glassfish 変数 glassfish.os.name およびglassfish.cvs.username を定義します (上記と同じ)。
glassfish.os.name= <OS 名 - 可能性のある値は WINNT、SunOS、Linux、SunOS_X86 および Darwin>
glassfish.cvs.username= <java.net ID>
    たとえば Windows XP Professional 上では、次のようになります。

glassfish.os.name=WINNT
glassfish.cvs.username=carlavmott

  • 次に、ソースをチェックアウトします。
  • % cd glassfish/bootstrap
    % maven checkout
    既知の制限事項: GlassFish をビルドするために必要ないくつかのソースがすぐには java.net 上で使用できないことがあります (たとえば MQ、ORB、JWSDP 2.0 など)。  これらは、現時点ではバイナリの依存関係として扱われます。(バイナリの依存関係の使用については、次の手順を参照してください。)次のようにして、モジュールのサブセットをチェックアウトすることもできます:
    % maven checkout -Dmodules=[モジュール名をコンマで区切ったリスト]   

    モジュール名はこのページにあります。

  • サーバーイメージ (glassfish を実行するために使用するスクリプトおよび jar ファイルのコレクション) をブートストラップします。開発者は、事前にビルドされたサーバーをダウンロードし、モジュールのサブセットのみをビルドする「bootstrap」のオプションを選択できます。ほかのオプションである「bootstrap-all」を使用すると、サーバーが最初から作成され、すべてのモジュールがビルドされ、モジュール間またはバイナリ依存関係のバージョン変更が検証されます。

  • bootstrap-all オプション: すべてのモジュールをソースからビルドします。
    % maven bootstrap-all 
    bootstrap オプション: 事前にビルドされたサーバーを使用して、自分のモジュールをビルドします。
    % maven bootstrap
    GlassFish の拡張ビルドがすでにインストールされている場合、この手順は省略可能です。  拡張ビルドを使用するには、glassfish/project.properties のプロパティーを設定する必要があります。
    glassfish.image.version=<<ビルドバージョン>>
    これにより、ビルドシステムにそのインストールプログラムを指定させることができます。このプロパティーは、${HOME}/build.properties に追加することもできます。

  • チェックアウトされたソースコードをビルドします。コンパイルの順序は、上記手順 2 でチェックアウトされた共通設定ファイルによって決定されます。この手順は、各モジュールのコンパイル終了時に、インストールされたイメージを更新します
  • % maven build
    次を呼び出して、いつでもモジュールのサブセットをビルドすることができます:
    % maven build -Dmodules=[モジュール名のコンマ区切りリスト] 
    または、../[モジュール名] に進み、次を呼び出します:
    % maven build
  • GlassFish サーバー実行時を設定します。  この手順では、asadmin スクリプトの作成、create-domain の実行などを行います。これらは、GlassFish サーバーを実行するために必要です。
  • % maven configure-runtime (デフォルトはサイレントインストール) 
    共通設定情報 (ポート番号など) を指定したい場合は、verbose モードで configure-runtime を使用します。 
    % maven configure-runtime -Dinteractive
    一般的に、このコマンドを実行する必要があるのは一度のみです。  ドメイン環境を変更する場合、再構成が必要です。詳細については、FAQ を参照してください。  実行時設定のデフォルト値は、glassfish/bootstrap/project.properties で確認できます:
    domain.name="domain1"
    instance.name="server"
    admin.user="admin"
    admin.password="adminadmin"
    admin.port="4848"
    instance.port"="8080"
    orb.port="3700"
    imq.port="7676"
    https.port="8181"
    Maven のゴールである「configure-runtime」により、GlassFish V1 に類似したシングルインスタンスドメインが作成されます。GlassFish V2 のクラスタモードドメインを作成する場合、次のコマンドを実行します。
    % maven configure-cluster
  • 次のコマンドを使用して、サーバーを起動します。すべての GlassFish サーバーコマンドは、<glassfish.root>/publish/bin ディレクトリにあります。  サーバー管理方法の詳細については、Sun Java System Application Server PE バージョン 8 シリーズのドキュメントを参照してください。  その内容の多くはバージョン 9 にも該当します。  注:  現在、GlassFish は、すべてのプラットフォームに対してコマンド行オプションのみをサポートしています。 

  • % asadmin start-domain
  • サーバーを削除します。 

  • % maven clobber
    このコマンドにより、サーバーを実行するために使用したすべてのスクリプトおよび jar ファイルが削除されます。glassfish.home の下にあるすべてのものが削除されます。これが終了したら、手順 2 に戻る必要があります。

  • ビルド/サーバーの削除: 開発活動中は、上記 3 つどのゴールでも使用することができます。任意の IDE を使用してソースを更新します。ビルド済みの作業スペース上で次のいずれかのコマンドを使用して、作業スペースを元の状態にし、変更の再ビルドおよび検証を行います。
    • モジュールを削除して、.class、.properties などのビルド時に生成されたファイルを削除し、再コンパイルの準備を完了するには、次のコマンドを実行します
      % maven clean (または maven -Dmodules=mail,activation clean)
    • 上記手順 5 で設定されたサーバーを削除するには、下記のコマンドを使用して、管理サーバー、domain1 を削除し、サーバーをインストール時の元の状態に戻します。(${glassfish.home}/bin、構成ディレクトリの新しく作成されたトークンと置換されたファイルを削除します)
      % maven clean-config
    • ドメインおよび管理サーバー起動に関連する変更を検証したい場合、「maven clean-config」を使用することができます。「clobber」ゴールを使用して、サーバーを削除し、新しいサーバーを取得することができます。「clean」を使用して、ビルドファイルを削除し、コンパイルの準備をすることができます。

  • クイックルックテストの実行: クイックルックテストは、開発者にアプリケーションサーバーの主要機能をテストする手段、および主要な機能が故障しないための妥当性検査を行うための手段として用意されています。
    • 下記に示すように、glassfish/appserv-tests から必要なテストファイルをチェックアウトします。
    % cd glassfish/bootstrap
    % maven checkout-quicklook
  • 設定 APS_HOME. これは、作業スペースをチェックアウトしたディレクトリで、作業スペースのルート名を含みます (例 /workspace/appserv-tests)
  • 設定 S1AS_HOME. これは、GlassFish サーバー用インストールディレクトリです (例 /workspace/publish/glassfish)
  • このインストールプロパティーは、 ${APS_HOME}/config.properties の下にあり、インストール (例 admin.passwordhttp.port、など) と一致します。デフォルト値を変更した場合、この config.properties ファイルを編集してください。
  • テストを実行する前に、サーバーが起動されて「いない」ことを確認します。すでに起動している場合は、サーバーを停止します。
  • 次のテストを実行します:
    % cd $APS_HOME
    % maven runtest
  • ブラウザで ${APS_HOME}/test_results.html ファイルを開き、結果を確認します。
    • ここでクイックルックテストを実行するための詳細手順を参照できます。

    問題が発生した場合は、GlassFish Build FAQ wiki を確認してください。

    IDE サポート

    NetBeans 4.1 を使用して、GlassFish をビルドおよび開発します

    詳細は、作業スペースガイドラインおよびコミット手順を参照してください。  さらに、FishEye を使用して、作業スペースで発生した変更内容を調査することができます。

    V2.1 用の Glassfish をビルド、SGES21_FS_BRANCH:

    GlassFish 分岐からビルドする手順は次のとおりです:
    % mkdir workspace
    % cd workspace
    % cvs -d :pserver:<userid>@cvs.dev.java.net:/cvs checkout -r SGES21_FCS_BRANCH glassfish/bootstrap

    SGES21_FCS_BRANCH 分岐からの glassfish/bootstrap/project.properties は、「glassfish.cvstag=SGES21_FCS_BRANCH」と設定されている「glassfish.cvstag」変数が含まれているため、FCS 分岐ソースは、それに応じてチェックアウトされ、ビルドされます。

    上記と同様に、2 つの glassfish 変数 glassfish.os.name、glassfish.cvs.username を定義します。

    続けて、次を実行します:
    % cd glassfish/bootstrap
    % maven checkout bootstrap-all build configure-runtime

    こちらの詳細を参照して、上記のコマンドの bootstrap および、bootstrap-all 間で実行するゴールを決定することができます。

    GlassFish Maven ゴールの概要:

    ゴール名
    通常使用されるコマンド
    説明
    bootstrap
    maven -Dmodules=admin bootstrap checkout build
    glassfish-image-SNAPSHOT.jar ファイルをダウンロードし、${glassfish.home}(サーバーイメージ)の下にあるファイルを解凍して、個々のモジュールをビルドします。
    bootstrap-all
    maven checkout bootstrap-all build
    バイナリ依存関係のみを含む、空の glassfish イメージをインストールし、次に個々のバイナリ依存関係をダウンロードし、それらを ${glassfish.home} に解凍し、ソースからすべてのモジュールをビルドします。
    checkout maven checkout
    モジュールをチェックアウトします。
    build
    maven build
    モジュールをビルドします
    configure-runtime maven configure-runtime
    ${glassfish.home} をシングルインスタンスドメインを使用して設定します
    configure-cluster
    maven configure-cluster
    GlassFish V2 用クラスタ機能を使用してドメインを設定します。
    clean maven clean clobber
    モジュールを削除します
    clobber
    maven clobber
    GlassFish サーバーイメージを削除します。${glassfish.home ディレクトリを削除します。「bootstrap-all」と一緒に使用して、新しいイメージを取得し、壊れているサーバーイメージをすべて削除する必要があります。
    clean-config
    maven clean-config
    サーバーを削除します。bin、config の domain1 およびトークン置換ファイルを削除します。
    -Dmodules=
    maven -Dmodules=admin bootstrap checkout build いくつかのモジュールのみ削除/チェックアウト/ビルドします (maven -Dmodules={コンマで区切ったリスト} ゴール名)。


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